第75回 寝るにはもったいない! ススキノの食情報を発信する「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」で食三昧(北海道・札幌市)

北海道旅行の楽しみのひとつは間違いなくグルメです。ジンギスカン、寿司、スープカレー、ラーメンなどなど想像するだけでも心が躍ります。3000軒を超える飲食店がひしめくという札幌市のススキノに2022年1月28日に都市観光ホテル「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」がグランドオープンしました。いったいどんなホテルなのでしょう。

「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」が位置するのは地下鉄南北線すすきの駅から歩いて約5分。ネオン光るススキノの夜の街にあります。とはいいつつも、ほんの少しだけススキノの中心からは外れているので、女性グループだけで歩いていても危険な雰囲気がないのは安心です。

ススキノに位置する都市観光ホテル

シメパフェを老舗料亭で

ホテルのコンセプトは「幸せな夜更かし」。繁華街ススキノらしく、食べ歩きや夜更かしを思いっきり楽しみながら北海道グルメを思う存分味わえるホテルなのです。

ススキノを楽しめる夜更かしアクティビティのひとつが「すすきのはしご酒ツアー」です(有料)。こちらのツアーは昭和38年創業の老舗料亭と札幌最古の炉端焼き店をはしごするという内容。“料亭”と聞くと、ちょっとハードル高く感じるかもしれませんが、街をガイドしてくれるご近所ガイドOMOレンジャーが同行してくれるので大丈夫。ホテルから歩いてすぐの老舗料亭「杉ノ目」でカウンター越しに料理長に話をうかがいながらまずは季節の海鮮を使った先付と地酒をいただきます。

本日の先付をいただきながら、笑顔がステキな杉ノ目の料理長のお話をうかがいます

次に札幌市民に60年以上愛され続ける「炉ばた焼 ウタリ」へハシゴ。樹齢1000年以上というエゾマツの囲炉裏でじっくり焼き上げた北海道の食材を味わいます。味のあるウタリ店内。大きなホッケや油揚げを味わいます(注文内容は自由)

そして最後は「杉ノ目」へ舞い戻り、料理長が作る「料亭〆パフェ」で締めくくります。
杉ノ目の料理長によると、シメパフェの話を星野リゾート側から持ち掛けられた時、「料亭でパフェ!?」と少し戸惑ったそうです。でも、そこは老舗料亭の心意気。「どうにかできるだろう。絶対できる。面白い」と快く話を受けられたそうです。

 

漆のお椀で供される季節のフルーツを使ったパフェ。このツアー限定です

さすが料亭と思わせるのが、パフェの器がよくある背の高いガラス製ではないこと。女将さんの提案で漆のお椀でのパフェになったとか。レンコンやゴボウの素揚げ、生クリームを使わないジェラートなど、あっさりとしたフレーバーは、シメパフェにふさわしい一品です。漆のふたを開けた時の喜びと驚き、ふたの高さを考慮したパフェの構成など、まさに料亭ならではパフェを味わえます。

ご近所マップで店巡り

まだまだ夜は終わらない!という時の頼もしい味方が、ホテル1階のラウンジ「OMOベース」にある大きな「ご近所マップ」です。ホテル開業前、ホテルスタッフが数ヶ月かけて3000軒を超えるススキノの飲食店を「ジンギスカン」「寿司」「スープカレー」「ラーメン」「居酒屋」「シメパフェ」などにジャンル分けして店を選び、さらにスタッフが実際に店に足を運んで、店の雰囲気、メニュー、接客などに注目しながらセレクトしたご近所のお店の情報が掲載されています。もちろんご近所マップに掲載する際にはお店の許諾済み。ゲストは安心してお店を訪れることができる上、地域とホテルが一体となってススキノを盛り上げようとする姿勢も感じます。

OMOレンジャーおすすめのお店はご近所マップでチェック!

マップに載っているのも、いわゆる有名店だけでなく、カレー味のスパイスの一風変わったジンギスカンや、夜から営業するパン屋さんなど、OMOレンジャーならではのひと味違う情報が満載。現在は時短営業の店も多いですが(2022年2月現在)、食べ足りない! 飲み足りない!という方はぜひさらにハシゴしてみてくださいね。

また、夕方にはOMOレンジャーがススキノの食について情報発信してくれる「すすきのアペロミーティング」を毎日開催。参加は無料なので、OMOレンジャーならではの視点のトークを楽しんでください。

24時間いつでもフード&ドリンクを購入可

 「OMO」のブランドコンセプトは「旅のテンションを上げる都市観光ホテル」だけあり、客室に戻ってもまだまだおしゃべりしたくなります。そんな時は、ホテル1階にある「OMO Food & Drink Station」へGO!

OMO Food & Drink Station

こちらは24時間キャッシュレスで手軽にドリンク、スナックやおつまみ、軽食などを購入できるコーナー。ビールサーバーやワインサーバーもあるので、幸せな夜更かしをまだまだ楽しめます。また、ススキノの飲食店でテイクアウトした食事を電子レンジであたためてここで食べてもOK。客室で食べるには匂いが気になる・・という方にもうれしいポイントです。朝食時間にはサンドイッチやおにぎりなどが用意されるので、ここで購入できます。

24時間いつでもキャッシュレスで購入OK

ご近所マップで行きたい飲食店を選んだり、すすきのアペロミーティングでお店を紹介してもらうと、とても一泊二日では食べ足りない!!と大いに悩んでしまいます。これからますます充実していきそうなご近所マップを参考に、持ち込み&電子レンジ利用OKの「OMO3札幌すすきの by 星野リゾート」をベースに、札幌ススキノの食を愉しみ尽くしましょう。

OMO3札幌すすきの by 星野リゾート

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo3sapporosusukino/

1泊5,000円~(2名1室利用時ひとりあたり、税込み、食事別)

2022年1月7日にオープンした、札幌から電車で約30分の「OMO5小樽 by 星野リゾート」もご紹介。

<旅恋アンバサダーによるOMOブランドの紹介記事はこちら>
※データ・内容は掲載当時のものです
OMO3東京赤坂
OMO5小樽 

OMO5京都祇園
OMO3京都東寺
OMO5京都三条
OMO5東京大塚
OMO7旭川

 

取材・文:塩見有紀子

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