桃まつり開催中! 古河公方公園で桃源郷を体感しよう (茨城県・古河市)

茨城県西部、埼玉と栃木に隣接する古河市は茨城の小京都と呼ばれる風情ある地です。かつては河川交通の要所、江戸時代には城下町、日光街道の宿場町として栄えました。

JR宇都宮線古河駅から車で約10分(循環バスも走ってます)にある古河公方公園(古河総合公園)は日本有数の桃の名所、今まさに桃まつり(319日~45日)が開催されています。

桃源郷の言葉通り、約1500本の花桃が咲き誇ります。天真爛漫な少女のような桃の花は見ているだけでこちらまで笑顔になります。コロナ禍ということで出店やイベントは中止になっていますが、毎年こうして咲く花に、やはり心が癒されます。品種は矢口・源平・寿星桃・寒白・菊桃。最初に花を開くのがほんのりピンク色の矢口。4月上旬からは紅・白咲き分けの源平などが続き紅色の濃い菊桃が4月中旬。ほぼ1か月咲き続けます。

古河の桃林の由来は、江戸時代初期、古河城主・土井利勝が植えさせたのが始まり。成長の早い桃は燃料になる薪と食料になる実がなることから選ばれたとか。たしかに、桃栗三年柿八年。明治時代には花見シーズンに臨時列車が運行されるほどだったそうです。そのような歴史を踏まえて、中世の城館・古河公方館跡であるこの公園の開園時に古河桃園を再現し、1977年に第1回桃まつりが開催されました。

25ヘクタールという広大な公園内は桃林以外にも季節の花で彩られます。藤や花しょうぶ、夏には古代蓮の大賀蓮も。かつてはジュンサイがとれた御所沼、貴重な雑木林・公方様の森、広大な芝生広場、さらに軽食と喫茶が楽しめるガラス張りのジェラテリア(設計はなんと世界的に有名な建築家・妹島和世さん!)…なんて贅沢な市民の憩いの場でしょう。

桜とはまた異なる、可憐な桃のお花見に出かけてみませんか。

古河桃まつり 

協力:茨城県広報PR事務局

取材・文/関屋淳子

Tag

このページをSHAREする

最新記事一覧へ