アケスケ的イチ推し古墳探訪 by 多田みのり

【旬旅】大地の恵みを味わおう!山梨ヌーボー解禁!

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11月3日、国産ワインの代表格、山梨県産ワインの新酒が解禁日を迎えました。去年から新酒ワインをより多くの人に親しんでもらおうと、「山梨ヌーボー」 と名前を変え普及に努めている山梨県。ブドウとワインの生産量国内第一位を誇る山梨へ、大地の恵みを味わいに行ってきました。
 
★甲府の老舗ワイナリーで味わう
tada-yamanashi2.jpg訪れたのは、甲府駅から徒歩5分ほどのところにある老舗ワイナリー「サドヤ」。大正6年に創業、昭和初期にはフランス産醸造用品種の栽培に成功し、本格的なワイン作りをスタート。カベルネ・ソーヴィニヨンとセミヨンによるフラッグシップラベル「シャトーブリアン」は多くのファンに愛されています。
フランスの雰囲気が漂う広々とした敷地には、レストラン、カフェ、ワイナリー、ワインショップがあります。ワイナリーは見学ツアーが1日6回行われているので(予約制、参加費300円)、さっそく参加することにしました。
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入口はワインショップの向かいにある、木樽を再利用した大きな扉。開くと階段があり地下のワイナリーへと誘われます。出来たてのワインをすぐに貯蔵できるように、工場の真下が700坪の広さの貯蔵庫になっているんです。ここに樽貯蔵庫、瓶貯蔵庫、コンクリート製貯蔵タンクが並び、さらにいろいろなブドウの品種や美味しいワインができる為の条件を紹介したパネル、古い醸造道具などの資料、ワイングラスのコレクションなどが展示されています。

tada-yamanashi3.jpgサドヤ伝統の貯蔵法は「瓶貯蔵」。1年ほど樽貯蔵した後に、一升瓶に移し替えてコルク栓をしてさらに寝かせます。およそ7万本が貯蔵され、静かに熟成の時を刻んでいました。厳重に鍵が掛けられた一室には1950年代のヴィンテージワインも!まるで財宝を見るような気分です。見学を終えて階段を上がると、出口はワインショップの中。眠りから覚めたワインが誇らしげに並んでいます。試飲コーナーもあり数種類のワインが試せます。

tada-yamanashi5.jpgワインショップの奥はカフェになっていて、サドヤの赤ワインをたっぷり使ったシェフ特製ハヤシライスやワインのおつまみにぴっtada-yamanashi6.JPGたりのワンプレートランチなどが味わえます。もちろんサドヤ自慢のワインも赤、白、ロゼ、シャンパーニュ、デザートワイン、フルーツワインなどが揃っていて目移りしてしまいます。フルボトルのみですが、オールドヴィンテージもいただくことができます。ちょうどランチの時間だったので、私も優雅なひとときを過ごしました。
さて、いよいよお待ちかねのサドヤのヌーボーは、淡いピンクがなんとも美しい「ロゼプリムール」。カベルネ・ソーヴィニヨンのフルーティーな香りと爽やかな酸味がきいた辛口で、フレッシュなのにしっかりとした味わいが楽しめます。特に魚介類との相性がいいtada-yamanashi7.jpgとのこと。サドヤのHPには、「ホタテとハマグリのプリムール蒸し バジルバターソース」のレシピが掲載されているので、自宅でオーベルジュ気分を味わうのもオススメです。なお、サドヤのカフェでは本日21日から23日の間、このロゼプリムールを含む7種類のワインが1000円で飲み放題!この機会に味わってみてはいかがですか?
 
今年は夏に熱帯夜が少なく寒暖の差がキチンとあったこと、そして収穫期に雨が少なかったことにより、ブドウの出来が質量ともにとても良いそうです。各ワイナリーでも美味しいヌーボーが生まれています。また今年仕込まれたワインはグレートビンテージになりえる可能性が高いそうです。今から期待が膨らみます ね。
 
★山梨ヌーボーまつりで味わう
tada-yamanashi9.JPGのサムネイル画像山梨ヌーボー解禁日の11月3・4日には、東京日比谷公園で「山梨ヌーボーまつり」が開かれました。山梨県内の35社のワイナリーが、自慢のヌーボーを携えて一堂に集まります。私も新酒の喜びを味わおうと参加してきました!ワイングラスとおつまみがついて参加費1000円で飲み放題とあり、多くのお客さんで賑わっていましたよ。
 
ローストポークやソーセージ、ヤマメの串焼きなど、山梨の美味しい味覚の屋台もあり、まさにお祭り!レジャーシートを広げ、好きなワインを買ってきて宴会しているグループも多数あり、皆さん新酒を心から楽しんでいる様子。「すぐに飲む」と言えば、その場でコルクを抜いてくれるので、安心ですね。知らない人同志でも「どこのを飲んでいるんですか?」「あそこのが美味しかったですよ」と情報交換をしたりして、和気あいあいと言った感じです。私は6社のヌーボーを飲み比べ、軽口の赤を買い求めました。来年は皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。きっとお気に入りの1本が見つかるはずです。※ちなみに2009年は出足が早く、整理券を配布したそうです。
tada-yamanashi8.JPGのサムネイル画像 tada-yamanashi10.JPGのサムネイル画像 tada-yamanashi11.JPGのサムネイル画像
なお11月23日には甲府市の舞鶴城公園で、10社が参加してヌーボーワインの試飲販売が行われます(甲府えびす講まつりと同時開催)。解禁日のイベントに比べると小規模になりますが、今年最後のヌーボーまつりになるので、お祭り気分を味わいたい方は訪れてみては?JR甲府駅から徒歩10分とアクセスもいいのでオススメです。
 
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11月に入ったらまず山梨ヌーボー、そしてイタリアのノヴェッロ、締めはボジョレーヌーボーと、各国の新酒を楽しむのもいいかもしれません。あ、くれぐれも飲み過ぎには気をつけてくださいね!
 

(取材・執筆 多田みのり)

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