あなたも「近代化遺産」萌え! by 関屋淳子

【旬旅】 あきる野・檜原発見ツアー!

あきる野で極上体験 

ピザ1.JPG 秋川牛2.JPG

あきる野市は、平成7年、秋川市と五日市町が合併し誕生。多摩川の支流・秋川が作り出す秋川渓谷が有名です。秋川渓谷というと、小学校の遠足で来た覚えがある私、関屋。そう、はるか昔です。じつはこのエリアはそれ以来なので、初めて同然です。

燻製.JPG燻製釜.JPG

11月下旬、美しい紅葉に彩られた渓谷を楽しみながら、まずは体験その①、バーベキュー&ピザ。場所は「深沢渓・自然人村」です。秋川には多くのキャンプ場・バーベキューがありますが、ここでのおすすめ体験は、本格石窯を使ったパンやピザの手作り体験、さらに燻製作りも楽しめます。自然人村.JPG

ピザ2.JPGピザ作りは発酵からこね、焼きを体験できます。ピザの生地を薄く伸ばす作業はけっこう気を使うんですね、慎重かつ大胆に。厚いままだと焼き上がりがパンのようになってしまうし、薄く薄く伸ばそうと思うと破れてしまうのでは不安に。

たっぷりのチーズに、燻製の虹鱒などを具材にして、熱々、焼きたてのピザを頬張ります。サクッ、ふわ、とろ〜。高カロリーなど気にせずがつがつ食べてしまいました。

秋川牛.JPGさらに、東京で唯一のブランド牛である秋川牛もいただきました。こちらも美味い! 秋川牛は、菅生地区にある竹内牧場で生産される黒毛和牛です。豊富なミネラルを含む湧水を飲ませるなどして、手塩にかけて育てています。

きめ細かいさしが入り、やわらかく、旨みが深い牛肉。秋川牛は松村精肉店で購入できます。

マス釣り1.JPGマス.JPG

体験その②は、マス釣りです。釣りなんて何年ぶりだろう〜。本格的な渓流の釣り場から、子どもや初心者でも楽しめる釣堀まで揃っている「秋川国際マス釣場」で体験です。夏はマスより人のほうが多いのではというほど賑わいます。さっそく、イクラを餌にチャレンジ。すぐそこで泳いでいるのに、なかなかゲットできない。しばらくすると、なんとなくコツがめてきて1匹、2匹と。こうなるともっともっとと、欲が出てくるものですが、タイムアップ。

釣りは女性のほうが粘るらしいと聞き、納得してしまいました。釣ったマスは持ち帰ることも、その場でいただくことも可能。バーベキューの前に、食材確保となれば言うことなしですね。

体験その③は温泉です。これがまた極楽温泉です。ph10.1という高アルカリ性は初体験です! 温泉の名は「瀬音の湯」。アウトドアで冷えた体を湯に沈めると、なんと湯が肌にまとわりつきます。ボディミルクのように、体が膜で覆われたような感覚です。ああ、ずっと入っていたい。湯上りも肌はしっとり、さらにとてもよく温まる湯。これほど良質の温泉が秋川にあったなんて...恐れ入りました。

コテージ.JPG敷地内には、食事処や、近隣農家からの野菜や名産品を置く物産販売所、宿泊用のコテージがあります。コテージはメゾネットタイプと平屋タイプがあり、機能的で清潔感に溢れ、居住性のよさを感じました。いずれも定員は2名、ひとり朝食付きで7500円〜とリーズナブル。秋川を満喫するには格好の施設で、できれば連泊で利用したいものです。

視察ツアーなのに、ほとんど童心に戻って遊びまくっておりました。バーベキューも、釣りも、ただ単純に楽しくて楽しくて。自然のそばで、こうして過ごす時間がどれほど貴重で嬉しいか。しかも都心から1時間30分ほどの移動で、それが叶ってしまう。東京都の皆さん、東京都以外の皆さんも行かなければもったいないですよ。あきる野の魅力にノックダウンでした。

深沢渓・自然人村

松村精肉店

秋川国際マス釣

瀬音の湯

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