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 切手が魅せる豊かな世界vol.3 「光の世界」展&「切手でトリビア!古典芸能」展開催中!

切手の博物館の企画展シリーズ、ちょっとご無沙汰してしまいましたが、この秋は「光の世界」展を開催しています。また3階では特別展示「切手でトリビア!古典芸能」展が11月1日〜10日まで開かれています。芸術の秋、学びの秋にぴったりな2つの展示、ぜひご覧になってみませんか。

こんな光もあんな光も! 様々な光に出会える「光の世界」展

「光の世界」…とはまた漠然としたタイトルだなぁと思っていたのですが、キャッチフレーズの通り、ありとあらゆる光を描いた切手が集めてありました。

世界地図コーナーは世界各国から発行されたハレー彗星の記念切手60点を展示

壁面の世界地図は「ハレー彗星の思い出」と題し、1985〜86年に回帰した際に世界各国で発行された記念切手が展示されています。当時のハレー彗星ブームといえば、確か天体望遠鏡がすごく売れたような…という程度の思い出しかなかったのですが、こんなにも世界中で記念切手が発行されていたとは知らず、地球全体規模の大イベントだったんだなぁと改めて感心しました。

家族で貴重な回帰を見上げる姿が印象的な一枚です。

私が気に入ったのは、バヌアツ発行の「ハレー彗星を見上げる家族」。なんだかあったかい気持ちになります。次回の回帰は2061年の夏だそう。私、生きてるかなぁ〜と思うと、1986年の時に、もっとしっかり見ておけば良かったと今更ながら後悔の念にかられました。。。

ロウソクや蚊取り線香からウルトラマンまで、まさに「ここにも光が!」な日本切手が集められています。

日本地図の方は「ここにも光が!」。様々な日本切手の中に光を探し、その部分を拡大して掲示してありました。目を引いたのは、ガンダムのビームサーベルやコナン君の後ろの東京タワー! こんな切手もあるんだぁという驚きとともに楽しく見ることができました。

 

日本のアニメ切手は海外でも人気がありそうですね。

切手展示エリアは、自然の光や人工の光、概念の光などのカテゴリー別になっており、光にも色々あるんだなぁ…とジンワリと感動を呼ぶ構成になっています。光を研究したアインシュタインの切手をはじめ、太陽や惑星、銀河、星座などの光り輝く天体に焦点を当てたコーナーや、チョウチンアンコウやホタルなどの発光生物のコーナー、様々な照明やテレビやパソコンなどの機器のコーナー、人権や自由などの象徴としての光を描いたコーナーなど、多岐にわたる切手を見ることができます。

ハンズオン展示は「特殊加工の切手に触れてみよう」。金属箔の切手や、ホノグラム切手など、実際に触れて、光にかざしてキラキラを楽しむことができるようになっています。写真はブータンのレンチキュラー切手。まるで、アルミホイルで作ったメダルのよう!こんな切手もあるんだと驚きました。

これってどうやって使うんですかね。封筒に貼ることはできるのでしょうか?

光をテーマに集められた様々な切手を見ていたら「あぁ、こういう光もあるのか」と、なんだか頭のトレーニングになりました。「光の世界」展は12月27日(金)までです。

☑開催概要
■ 展覧会名: 「光の世界」展
■ 会 期: 2019年10月3日(木)~12月27日(金)
■ 休館日: 月曜日(祝日の場合も)
■ 開館時間: 午前10時30分~午後5時
■ 会 場: 切手の博物館1階 企画展示室
■ 観覧料: 大人:200円、小中学生:100円、障害者無料
*毎月23日の「ふみの日」は無料
*12月は月曜休館につき、翌24日が無料

 

切手を切り口にすると、敷居の高そうな古典芸能も親しみやすい!

博物館3階では特別展示「切手でトリビア!古典芸能」展が、11月10日(日)まで開催されています。


これは横浜能楽堂舞台監督であり切手収集家でもある中村雅之さんの著書『歌い踊る切手 古典芸能トリビアBook』の発売記念展示で、雅楽、歌舞伎、能、文楽などの切手が展示されています。


本の抜粋が展示され、そこに本物の切手が貼り込んであり、立ち読み気分で気軽に古典芸能に親しむことができます。また、歌舞伎役者ごとに切手とそれをアレンジした郵趣品がまとめられたリーフ展示もあり、歌舞伎役者のファンが多いことが伺えます。

朝鮮半島の「伽耶琴」の縮小レプリカや、ベトナムの琵琶である「ダン・ティバ」などの、アジアの楽器も展示されていました。

中村さんの文章は非常に読みやすいので、古典芸能の入門本としてもオススメです。興味のある方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

☑開催概要
■ 会期:2019年11月1日(金)~11月10日(日)
■ 休館日:11月4日(月)
■ 会場: 切手の博物館3階 “スペース1・2”
■ 開館時間:午前10時30分~午後5時
■ 参観料:大人200円、小・中学生100円、障がい者無料
*1階企画展示「光の世界」展の入館料とは別料金。