心と体によく効く、大人の山歩き by 西野淑子

第17回 早春、咲き匂う水仙の群落を愛でる山散歩 とみやま水仙遊歩道(千葉県・南房総市)

冬の最中に咲く、白く可憐な花姿の水仙。公園などで見られることが多いですが、房総半島には山の斜面や丘陵地に咲く水仙の名所があちこちにあります。駅から歩くことができて手軽に楽しめる、私のおすすめが「とみやま水仙遊歩道」です。例年の花の見頃は1月中旬〜2月下旬、見頃のお花を楽しむなら1月中旬〜2月上旬がよさそうです。

楚々とした花姿のニホンスイセン。香りもよい

スタートはJR内房線岩井駅から。とみやま水仙遊歩道の入口まで、岩井駅からは舗装道路を歩いて20分ほどです。また、岩井駅の近くにある道の駅富楽里とみやまには観光案内所もあるので、立ち寄って遊歩道の最新情報を仕入れていくといいでしょう。

 

高速バスも発着する道の駅富楽里とみやま

遊歩道入口への道中、日当たりのよい舗装道路沿いにも水仙の花が咲き乱れています。「遊歩道入口」の道標に従って、敷地に入っていきます。

 

遊歩道に向かう道沿いにも水仙が群生している

丘陵地に設けられた遊歩道は全長約3.5km。整備された山道をゆるやかに登っていきます。樹林のなか、道沿いに水仙が群生し、水仙のいい匂いがふんわりと漂います。急ぎ足で歩いたらあっという間に終わってしまいますよ。写真を撮ったりお花を間近で眺めながら歩いてみてください。

散策路沿いに水仙がびっしりと咲き乱れている

遊歩道を進んでいくと、あずまやのある高台に出ます。ここからは岩井海岸が一望。晴れて空気の澄んだ日なら、真っ青な海の向こうに伊豆大島も眺められます。景色を楽しみ、のんびりしていきましょう。道の駅で買ったご当地のおやつやお弁当を味わうのもおすすめです

 

あずまやのある展望台から岩井海岸を望む

景色を十分に楽しんだら、山道を緩やかに下っていきます。山の斜面を埋めつくすような水仙の群生地が見どころ。遊歩道の出口にたどり着いたら、来た道を戻って岩井駅に向かいます。

時間が許せば、南房総の美味しいものを味わって帰りましょう。名物はアジフライ。身はふっくらしてジューシー、うまみが口いっぱいに広がります。道の駅の食事どころや、内房線沿線に点在する食堂などで味わうことができます。

 

南房総名物アジフライ。身がふっくらしてジューシー

 【とみやま水仙遊歩道データ】

アクセス:JR内房線岩井駅下車。または東京都八重洲南口からJRバス「房総なのはな号」でハイウェイオアシス富楽里下車。

コース:岩井駅…道の駅富楽里とみやま…水仙遊歩道入口…水仙遊歩道出口…岩井駅

所要時間:約2時間

体力度★☆☆ 技術度★☆☆

Tag

このページをSHAREする

最新記事一覧へ