サウナ好きフォトグラファーがおすすめする、絶景サウナ&エトセトラ 前編 (北海道・長野・宮崎)

「ととのう」「サウナー」「グルシン」....新たな造語も生まれるほど、空前絶後のサウナブーム。...と思われるかもしれませんが、実は日本のサウナは歴史も古く、今回は第3次サウナブームとも言われています。今回のブームは若い女性たちも巻き込む勢い。女性のためのサウナグッズやサウナ本も巷に溢れています。

「ニホンノカタチ 旅恋ver.」の旅恋アンバサダー、フォトグラファーyOUこと私、河崎夕子も旅先でサウナに魅せられてから、すっかりどっぷりとサウナ道を邁進中。コロナ禍で「サウナ・スパ プロフェッショナル」なる資格まで取得してしまいました。

というわけで、今回は絶賛流行中のサウナをテーマにお勧めの旅先サウナ3か所もご紹介します。

何故サウナが流行っているの?サウナの効果って?

フィンランド式サウナにかかせない「ヴィヒタ」は白樺の枝を束ねたもの

かつて私も「サウナ」と言えば、町の銭湯やスーパー銭湯の一角にある「我慢大会する小部屋」というイメージがありました。まるでここに入る意味がわからなかったのです。ところが旅先ヘルシンキで本場のサウナを体験したところ、まさに目から鱗。「ロウリュ」とは、元々フィンランド語で「蒸気浴」を示す言葉。その言葉通りサウナは決して息苦しい空間ではなく、熱した石に水をかけて発生した蒸気を浴びる、高温でも湿度が高くて心地いいものでした。

フィンランドでは、元来サウナは森の魂が宿る神聖なものと考えられていて、現在でも人々の生活と密接な関係にあるものなのです。

熱した石に水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」

その後訪れた熊本で、サウナの西の聖地と呼ばれる「湯らっくす」を訪問しました。サウナ好きの友人達に入り方を伝授いただきながら体験したところ、その心地よさにすっかり魅了されてしまったわけです。時にサウナブームの火付け役となった番組「サ道」が人気を博しており、その後あれよあれよという間にサウナ人口が増えて、今や全国随所に新しいサウナが続々オープンしています。

初めてサウナを心地いいと感じたフィンランドヘルシンキのサウナ施設

何故そんなにサウナにハマるのか?!私の経験をお話しすると、サウナとの付き合い方を知ることで、心身にどのように作用するかがわかるようになるから、ではないでしょうか。

・よく眠れるようになった

・風邪をひきにくくなった(免疫力があがった)

・体温が上がった

・詰まっていた汗腺が開いてよく汗をかくようになった(新陳代謝がよくなった)

・心が穏やかでイライラしなくなった(自律神経が整った)

 

実際に私が感じている効果は上記のみならず、そのサウナに入っている時間は

・デジタルデトックスができる

・自分自身を内観できる

・頭を空っぽにして瞑想ができる

そのように活用することもできます。

ただ、人の体や心はそれぞれ、ルールやマナーは大事ですがその入り方に「決まり」はありません。

「水風呂なんて無理!」「熱いところに10分も入れない!」それぞれの得意不得意があるように、その人の好みやその日の体調や心の様子に沿って、自分なりの入り方で問題ないと思います。水風呂が無理ならぬるま湯のシャワーでもいいし、サウナに入っている時間は3分でも5分でもいいのです。ただ温冷交代浴の効果を期待するのであれば、一定条件で出たり入ったりを繰り返し行うことは必要ですが、それぞれ自分なりの入り方を探求するのがサウナを長く楽しめる秘訣だと思いますよ。

フォトグラファーyOUがお勧めする旅先絶景サウナ3選

A.北海道/世界遺産「知床」のオホーツク海を眺める「北こぶし知床ホテル&リゾート」

 

北海道東部は人気のサウナが存在するエリア。その中でも今回ご紹介するのは知床の斜里町にあるホテル&リゾート「北こぶし知床ホテル&リゾート」にある絶景サウナです。

宿泊者が利用できるサウナは男女入替制。流氷をイメージした「KAKUUNA(カクウナ)」と木の洞窟をイメージした「UNEUNA(ウネウナ)」はどちらもフィンランド式で、大きな窓からは知床半島とオホーツク海のダイナミックな景色が楽しめます。冬には流氷も!

現地収録した自然音のBGMの中、壮大な景色を眺めながらのサウナと、屋上に設置されたインフィニティチェアでの外気浴、エンドレスになりそうな極上体験です。

 

B.長野県/再開発中の白樺湖のレイクビュー「池の平ホテル 湖天の湯」

 

白樺湖といえば、かつては有名なリゾートエリア。戦後間も無くオープンした池の平ホテルも、1980年代以降人気のリゾートとして賑わいましたが、歴史あるリゾートエリアも近年は訪れる人も少なくなっていました。そこで、新風を吹かせるべく2023年4月に池の平ホテルの本館を完全リニューアル。

そしてこの3階にオープンしたのが、日帰りでも利用できる温浴施設「湖天の湯」です。男女入替制の露天風呂やフィンランド式サウナ以外に、水着や湯浴み着で利用する男女共有の「展望サウナKu(クウ)」からは季節ごとの白樺湖をパノラマで見ることができます。水風呂はなんと蓼科山の伏流水!柔らかい水質がサウナで熱った体を落ち着かせてくれます。

 

C.宮崎県/青島海岸からの大海原を眺めるバレルサウナ「AOSHIMA SAUNA」

 

宮崎の町中から少し南に行った青島エリアはパワースポットとも言われ、南国植物が生い茂った自然豊かなエリア。そんな青島の国定公園内にオープンしたのが「AOSHIMA BEACH VILLAGE」。ホテルやレストラン、BBQも楽しめるこの敷地の一角にある「AOSHIMA SAUNA」は、広がるビーチと水平線を眺めるバレル(樽型)サウナとプール、ビーチチェアで外気浴....と贅沢な南国リゾート気分が味わえます。空港からも車で15分、日帰りでも利用できるとあってこれからますます人気が出そうな施設です。

(私が訪れた時はお天気はまずまずでしたが、他の客がおらず、完全にソロ貸切でした!)

あれこれと個性あるサウナが続々とオープンしている中、今回は、私が訪れた中で「眺めのいい絶景サウナ」をご紹介しました。

後編ではサウナに入る時のちょっとしたコツやアイテム、そして旅先で楽しめるサウナも引き続きご紹介します!

 

写真・文/フォトグラファーyOU(河崎夕子)

 

 

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