幸せになるワガママ散歩 by 櫻堂

第54回 妊活を応援する神様に会いに。子安社 諏訪大社下社秋宮(長野県・下諏訪町)

底なし柄杓

「なかなか子供が授からない」、そんなご相談をよく受けます。子授けのお願いと子授けアイテムをいただきに沼河比賣命(ぬなかわひめのみこと)に会いに行きます。

年々増えている相談事が、妊活していてもなかなか子供が出来ない。体外受精してもなかなか着床せず育たない。その方によっていろいろな原因が違うのですが。いざと言う時の神頼みでオススメしている場所が、諏訪大社下社秋宮(すわたいしゃしもしゃあきみや)にある子安社(こやすしゃ)です。

御祭神は沼河比賣命。諏訪大社の御祭神建御名方命(タケミナカタノミコト)の御母神です。沼河比賣命は新潟県糸魚川周辺の翡翠王国の姫様です。出雲大社の御祭神・大国主命と結婚して建御名方命が生まれました。諏訪大社四社周辺や全国にも子安社はあるのですが(御祭神が違う場合があります)、あちこち参拝させていただき力の強さと結果をふまえ、諏訪大社下社秋宮にある子安社をオススメしています。

底なし柄杓

子安社には底なしの柄杓(ひしゃく)が納められています。水が通りやすい、するっと産み安くなるという本来の用途とは真逆の神様アイテムなのです。その安産祈願の底なし柄杓が子授けに霊験があるのです。

アメリカ合衆国シアトルに居るお客様からのご依頼があり子安社の柄杓をいただきに行きます。愛車ジープTJに代わってから距離を走っているのです。5000kmでのオイル交換を一年間で3回もしてしまいました。

夏の終わりに軽井沢鶴溜ロッヂ(自宅兼事務所)から諏訪大社下社秋宮まで約90分、田舎道をのんびりと走ります。以前書かせていただいた黒曜石の和田峠を越えて諏訪に入ります。

諏訪大社下社秋宮

偶然にもその日、諏訪大社では御射山祭(はらやなさま)がおこなわれていました。五穀豊穣と数え歳2祭のお子様の健康を祈ります。ススキが境内のあちらこちらに飾られて秋の気配が漂います。

諏訪大社下社秋宮 摂社

 諏訪大社下社秋宮 子安社

まず、御本殿でご挨拶をします。その後、社務所で底なし柄杓を御授与いただき、柄杓を持って本殿左手の子安社にむかいます。子安社で柄杓を持ちながら手を合わせて本日参拝させていただく理由を話ます。そしてシアトルに住むご夫婦のお名前を言ってお二人に子供が授かりますようにとお願いをします。

お社左側を通り抜けると底抜けの柄杓が本棚に収められているように大量に納められています。子安社の真裏には子宝石が祀られています。いかにもと言う形の石です。日本全国で見られます。その石を夫婦でさわり子宝祈願をします。私もその場所で沼河比賣命に子授けのお願いと柄杓に術を施します。

子安社柄杓納め処 右

子安社柄杓納め処 左

余談ですが、沼河比賣命は子授け子育てに関りが多いのです。沼河比賣命の御本社のある糸魚川市周辺で採取される翡翠で造られる勾玉は胎児の形とも言われています。さらに翡翠勾玉は祭祀にも使用されるほどのパワーストーン中のパワーストーンです。私も以前、沼河比賣命に言われて魔除けのため糸魚川翡翠の勾玉を肌身離さず首からかけていたことがあります。勾玉で大切なのは勾玉の形です。

子宝石

いかにも子宝石

子安社裏での作業終えて、柄杓を麻のトートバックに仕舞います。もう一度子安社で沼河比賣命にご挨拶をしてススキが風になびく秋の気配の秋宮をあとにします。

御授与いただき祈願した柄杓は持ち帰り夫婦の寝具の頭の上に置くか糸で吊るしておくことをオススメします。妊活に頑張っているご夫婦、一度底なし柄杓試してみては如何ですか。

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