京都の方角を司る四神の一柱で西を守護する白虎。お酒の神様を祀る神社で恋の成就、仕事の完遂をするための運気をいただきに行きます。
年に数回、神様に日時場所を指定され呼ばれる?事があります。
何か最近多いのです。今回も私が諏訪の神様から出されている宿題をなかなかこなす事が出来ないのを見兼ねて、大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)に「松尾大社(まつのおたいしゃ)に来なさい。何かヒントがみつかるかも」と言われ、京都松尾大社に行く事になりました。
愛車ジープラングラーtjに乗り換えてから、長い距離を走る事が多くなった気がします。先日も移動しながら2本の撮影の仕事を終えて軽井沢に帰ったら1232kmも走っていました。ラングラーtjは乗り心地がとても私に合っていて良いのです。しかしちょっと残念なのは、24年も前の車という事と排気量が3950ccもあり、燃費がとても悪い事と走り出す前に暖機をしっかりしないといけない事です。
10分くらいの暖気をして軽井沢鶴溜(かるいざわつるだまり)から一般道で佐久市を走りぬけ和田峠を越えます。そして岡谷インターチェンジから高速道路に入り、京都を目指します。約6時間30分の行程です。長い。松尾大社には午前中に参拝です。近くのビジネスホテルに前日入りです。
指定日の朝、松尾大社にむかいます。桂川沿いにあるパーキングに車を停めます。私はあまり境内近くや鳥居の内側にあるパーキングにはできるだけ車を停めないようにしています。車のない時代の馬止の場所より外側に停めるようにしています。
阪急嵐山線松尾大社駅前の神酒器のモニュメントが脇にある鳥居をくぐります。参道を進むと立派な楼門が見えてきます。楼門で一礼をして境内に進みます。12万坪の境内地がある松尾大社は初め松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の磐座(いわくら)にまつり、生活の守護神と信仰してきました。701年に秦氏の一族が朝廷の招きで松尾山周辺に住み、松尾山の神様を今の場所に勧請して一族の総氏神と信仰し始めます。松尾大社の御祭神・大山咋大神が「日本第一酒造神」と仰がれる由来は、秦氏に「酒」という字の付いた人が多くいるくらい、お酒造が特技だった事です。そして良い水が出ていたのです。
ご指定の時間がきました。本殿右手にすすみます。私の場合、手を合わせ一礼三拝一礼をして名前、生年月日を伝えます。そして神様との時間です。デジタルデータのような感じで伝わってきます。それを頭の中で言語化するのです。そのやりとりの時間は10分くらいです。神様の言葉は簡潔です。さらにスピードが速いので慣れないと聞き逃します。
神社に参拝すると神当たりという現象にあい、たいがいへとへとになります。すごく疲れるのです。大山咋大神にヒントやエネルギーをいただきました。大山咋大神の気は優しい感じなのですが、鋭く強いです。個性的でもあります。大山咋大神に感謝をして、本殿からはなれます。
次に本殿右手奥に進みます。ここには「亀の井」という霊泉があります。酒造家がこの水を酒の元水として造り水に混ぜると言われています。命の水なのです。亀の口から出ている霊泉を両手で受け口に運びます。とても柔らかく甘い水です。持って帰ることもできます。
さらに「亀の井」の左奥、松尾山の山裾から落ちる「霊亀の滝」はとても神秘的です。最後に本殿前に戻り、大山咋大神に感謝をします。そして大神のお使いと言われている、亀と鯉の像にも手を合わせ境内を出ます。 大山咋大神の気はとても身体に良い気をもたらします。恋を成就させたい方、仕事を良く完遂したい方。粘り強い気を戴きに大山咋大神に会いに来てみては如何ですか。