【Topics】カウンター全8席の「鮨 大手門」が星のや東京に誕生(東京都・大手町)

現代に合わせて進化し続ける、東京・大手町に位置する塔の日本旅館「星のや東京」に、カウンター全8席の「鮨 大手門」を開業しました。コンセプトは「日本旅館の江戸前鮨」です。

 

「江戸前鮨」とは、かつて江戸湾(現、東京湾)の魚介を使い、その鮮度を保ち旨味を引き出すために、「漬け」や「煮切り」、「酢締め」といった江戸の職人の知恵と粋が凝らされた握りのこと。寿司ダネには東京近郊に加え、全国各地から届く旬の魚介を厳選。日本各地に根付く鮨文化から着想を得た独創的な握りや、日本料理の繊細な技術を活かした酒肴をコースに取り入れ、伝統の粋を超えた、新しい鮨体験を提案しています。例えば、高菜やひじきを白米で握り、高菜の葉で包んだ和歌山の郷土料理「目張寿司」は、刻んだ鮪トロ、らっきょう、いくらと酢飯を層状に重ねて高菜の葉で包むという、遊び心溢れるアレンジを加えています。

また、料理旅館や日本料理店で培った技術と知識を活かした「酒肴」は、一品ごとに味付けの抑揚をつけて提供されます。秋の献立では、身が引き締まった戻り鰹を、かつらむきのように薄く剥いた大根の酢漬けと錦糸卵で巻いた「鰹の巻物」や、旬を迎える「伊勢海老と無花果の揚げ出し」など、日本の四季を繊細に映しだす逸品の数々が、握りへの期待を高めます。

 

日本酒、ワイン、焼酎など、料理とのマリアージュを追求したセレクトと、旬の食材で仕立てるコースの味わいを最大限に引き立てるため、スタッフが厳選した個性豊かな日本生まれの酒とワインのペアリングも提案しています。

そして、湯上がりに、裸足で館内着という寛ぎの装いで利用でき、食後は客室やお茶の間ラウンジに戻り、美食の余韻に浸る時間を過ごせます。日本旅館にある鮨屋だからこそ叶う贅沢です。

鮨 大手門
時間:一部 17:30、二部 20:00
料金:おまかせのみ 1 36,300円(税・サービス料込、宿泊料別)
定員:各回 8
公式サイト( https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyatokyo/dining/ )にて受付
※状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。
11歳以下のお子様の同席はご遠慮いただいております。

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