アケスケ的イチ推し古墳探訪 by 多田みのり

切手が魅せる豊かな世界vol.4 「切手の博物館のクリスマス」開催中!

すっかり冬めいて、街中のイルミネーションが美しい季節がやってきました。耳に聞こえてくるのはクリスマスソング♪ 不思議と気分が弾むようです。ということで、切手の博物館でも「切手の博物館のクリスマス」展がスタートしましたので、ご紹介します。

切手の博物館のクリスマス!今年のテーマは音楽です!

見慣れた博物館エントランスもクリスマス仕様に姿を変えています。
「切手でクリスマスなんて楽しめるの?笑」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは文化の違い。キリスト教圏を主として世界各国から毎年この時期になるとたくさんのクリスマス切手が発行されているんです。

大きなスノーマンがお出迎え!奥のエレベーターで3階の会場に向かいます

ツリーのオーナメントが切手図版! さすがです!


そのコレクションの中から、今年の展示テーマに選ばれたのは「クリスマスと音楽」。“きよしこの夜”や“ジングルベル”などのクリスマスにちなんだ楽曲をモチーフとしたものや賛美歌を歌っている人々、天使やサンタクロースが音楽を奏でる場面を描いたものなど、クリスマスと音楽をテーマにした切手が約500点も展示されています(会場内は、切手展示部分は撮影禁止です)。

どれもカワイイですよね。私が気に入ったのはブルー系の切手ばかり

また郵趣家から借りたリーフ展示(A4サイズの紙にテーマに沿って切手を貼り解説をつけたもの)もあり、きよしこの夜をテーマに集められたコレクションやクリスマスにちなんだ音楽を作曲家別にしたコレクション、また非常にレアだという宝塚歌劇団の方のクリスマスカードも2点ありました。

じっくりリーフを読んでいくと、作曲家のエピソードや時代背景にも詳しくなれます

切手が趣味というと、ただただ切手を集めるだけのように思っていましたが、皆さん好きなテーマに沿って収集し、自分なりの解説を加えて一つの作品に仕上げていることを知り、奥深さに恐れ入りました。私も考古学をテーマにやってみようかな、なんて思ってしまいました。

切手やポストカードなどかわいいグッズもたくさん販売!

さてこのクリスマス展、切手を展示しているだけではありません。世界各国のクリスマス切手やクリスマスカードも販売していて、切手のクリスマスマーケットのよう。お国柄を活かした様々な切手やカードは実にかわいくて、あれもこれもと手が伸びます。

ですが、ここでひとつ確認しておきたいことが。ご存知の方の多いとは思いますが、切手は発行国以外では効力を持たないので、イギリスにエアメールを送るからといってイギリスの切手を貼っても郵便局は受け取ってくれません。日本の切手で必要な料金分を貼付するのが鉄則です。となると、海外の切手はコレクションするかシールのように貼って使うということになります。お気をつけくださいね。

購入したクリスマスカードで早速お便りを、という方用に、お手紙コーナーも設けられています。クリスマス柄のスタンプや、ツリーや結晶、天使などの型抜き、カラーペンが用意されていて、可愛くカードをデコることができます。

小型印は直径32ミリと大きいので、住所を書く位置など注意点がいくつかあります。

記念に残る小型印で送ってみよう!今年は楠田祐士さんデザインの3種です

そうしてできたカードはぜひ小型印(イラスト入り消印)で出してみましょう。「切手の博物館のクリスマス」では毎年数種の小型印を実施しており、豊島郵便局臨時出張所が開設されて、特別な消印でカードを送ることができます。


「クリスマスと音楽」のテーマに沿って、サンタクロースがピアノを弾いたり
サックスを吹いたり指揮をしたり…。どの小型印もクリスマス度100%です

今年のデザインは日本郵便株式会社・切手デザイナーの楠田祐士さんの3種。日本に8人しかいない切手デザイナーのお一人で、今年の冬のグリーティング切手を手がけています。

豊島郵便局臨時出張所は7日(終了)、21日(土)、22日(日)、24日(火)、25日(水)に開設し、押印を実施します。上記の日でなくても特設ポストがあり、ポストエリアだけなら無料で入場し投函することもできます。63円以上の切手が貼ってあれば押印してもらえるので、「記念押印」といって押してもらうだけで投函せずに持ち帰り、記念品にすることもできます。

さらに楠田さんがデザインしたクリスマスカードも、会場限定で販売しています(1枚120円)。どの小型印にもマッチする、優しい色合いのカードです。

12月22日(日)には楠田さんのスペシャルトークショーも開催され、切手制作にまつわる色々な話が伺えるそうです。なかなか切手デザイナーさんの話って聞けないですし、職業としても非常に興味がわきますよね。

 

会場には、前述の楠田祐士さんの冬のグリーティング切手の原画展示のほか、願い事を書いて貼るウィッシュツリーもあります。半日近く時間をかけて楽しんで帰られるお客様も多いそうで、切手の博物館の特別展の中でも屈指の人気展だというのもうなづけます。

クリスマス気分を楽しみたいという方、今年は一味違うクリスマスカードを送りたいという方、レアものに弱いという方…、どなたも楽しめる「切手の博物館のクリスマス」は25日までです!

切手の博物館のクリスマス

■ 会期  :2019年12月6日(金)~12月25日(水)月曜休館 
■ 開館時間:午前10時30分~午後5時
■ 会場  :切手の博物館3階 <スペース1・2>
■ 観覧料 :大人100円、小・中学生50円、障がい者無料(各種手帳をご提示ください)
      *1階企画展示「光の世界」展とは別料金です
      *23日(月)のふみの日は休館日のため、翌24日(火)が無料
■ URL  :https://kitte-museum.jp/2019/10/18/t20191206/

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