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 第6回旅恋交流会 in 神奈川県横浜市

2015年11月7日に開催した第6回旅恋交流会の様子をご報告します。
今回は横浜みなとみらい地区の横浜歴史散策&工場夜景のクルーズ!初回からご参加いただいている皆さんを中心に17名で楽しいひとときを過ごしました。

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●横浜・みなとみらいの歴史散策へ
スタートはJR桜木町駅。まずは横浜シティガイド協会のガイドさんお二人のご案内により、横浜みなとみらい地区を中心に、横浜の歴史を築いた産業遺産巡りを楽しました。
ルートは以下の通り。
JR桜木町駅→帆船・日本丸→ドッグヤードガーデン→
汽車道→新港ふ頭・赤れんが倉庫→
横浜三塔物語のビューポイント→象の鼻パーク

さっそく、鉄道発祥の地・JR桜木町駅からスタートします。明治5年に新橋--横浜間に鉄道が開通したことはご存知の方も多いと思いますが、その時の横浜駅とはこの桜木町駅だったってご存知でしたか? 初代の横浜駅である桜木町駅は今年100周年。それに伴って駅周辺が整備されたそうで、改札外のコンコースの柱には、横浜駅と鉄道に関わる歴史展示ギャラリーが設置されました。ひとつひとつ見ていくと、鉄道開業時の賑わいを伺うことができます。

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パネルや実物展示、レリーフや模型など展示手法も多彩で、開業式の様子や始発列車の1〜9号車に
誰か乗ったか、路線の移り変わり、駅舎の様子、外国の鉄道技師などが紹介されています。
桜木町と新橋の駅舎は、実は同じデザインなのだそう。気付いていました?
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こちらは桜木町駅から徒歩数分のところにある、鉄道発祥の記念碑。レールや汽笛をモチーフにし、
時刻表や料金表も刻まれています。人も少ない穴場スポットなので、鉄ファンはぜひ訪ねてみてくださいね。

桜木町駅を離れて、動く歩道でランドマークプラザへ。
右手には日本丸メモリアルパークが見えてきます。帆船・日本丸は1930年生まれのおばあちゃん。船乗りになるための少年たちの演習船なので、少し帆が小さめなのが特徴だそう。現役を終えた後、83万通の署名活動や、ボランティアによる月一回の総帆展帆を行うこと、また海に浮かべて船らしさを保つなどの条件を出し、10都市の候補の中からお嫁入りの権利を手にしたとのこと。横浜の人々の熱意を感じるエピソードです。

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今ではみなとみらい地区のシンボルのひとつですよね。
船の後ろ側にある、横浜の歴史を紐解く「横浜みなと博物館」もぜひ。

ランドマークタワーの1階をめぐり、重要文化財に指定されているドッグヤードガーデンのビュースポットへ。日本に現存する商船用石造りドックとしては最古だそうですが、下まで降りることができイベントスペースとして活用されており、夜にはプロジェクションマッピングが投影されます。大事にしておくだけではなく、有効活用する姿勢は横浜らしいなぁと思います。

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こちらはNo.2ドッグヤードで小型船用、日本丸が展示してあるのが大型船用のNo.1ドッグヤード。
水を満たして船を入れ、その後水を抜いて乾ドッグにして舟底などの修理をします。

ランドマークプラザの中をぶらりと通り抜け、日本丸の前を通り、次は汽車道へ。

横浜駅が高島へと移り、桜木町駅が貨物駅になってから、新港ふ頭(赤レンガ倉庫のエリア)までは貨物線が引かれました。その廃線跡が汽車道として整備されています。レールや橋梁が残されていて、プロムナードでありながら、鉄心もくすぐります。

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春には桜が美しいそう。目の先には赤れんが倉庫が見え、
振り向けばみなとみらいの高層ビル。過去と未来をつなぐシンボリックな道です。
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新港ふ頭側にはかつてのホームも残されています。船客はもちろん、見送りの客でおおいに賑わったそう。
近くには税関事務所の建物跡も。東洋一の規模を誇った港湾施設の名残が見られます。

いまや横浜の顔のひとつとなった赤レンガ倉庫は、税関の保税倉庫(一時保管用)として建てられました。レンガはすべて国産で、2号倉庫だけでも318万個も使われているそう。また倉庫の間の石畳も当時のまま残されており、ドラマなどにもよく使われるとか。

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訪れたときは灯りがともり、夕暮れの一番キレイな時間にさしかかるところ。ロマンチックなムードにあふれていました。

最後は、横浜三塔を一度
に見られる、「横浜三塔物語」のビュースポットへ。キング(神奈川県庁)、クイーン(横浜税関)、ジャック(横浜市開校記念会館)の横浜三塔はそれぞれ個性的で、横浜の多面性を象徴するよう。最近では、いくつかある「横浜三塔物語」スポットをすべてまわると幸せになれるとの都市伝説もあるそうで、女性に人気なんだとか。

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三塔物語ビュースポットにはこのレリーフがあります。足形に合わせて立つと、
この景色が...!えっと、小さくてわかりにくいですが、三塔たしかに写っています(汗)

まずはひとつクリアしたので、参加者の皆さまに少しでも幸せが訪れますように。。。

最終ゴール地の象の鼻パークに到着。横浜開港時の港はこの場所であり、象の鼻のように曲がった突堤がその由来。岩倉具視使節団も森鴎外の海外留学もこの地から旅立ったと聞くと、なんだかゾワゾワと感動しました。
ガイドツアーはここで終了。ガイドさんとめぐるだけで横浜が数倍、楽しくおもしろく見えてきました。何層にも歴史を刻んだバウムクーヘンのような街の奥深さを楽しんだひとときでした。横浜シティガイドのお二方、どうもありがとうございました。

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●夜見る姿は格別の輝き!工場夜景クルーズへ
小一時間ほどの自由時間を挟んで、次はマリンツーリストさんの「工場夜景クルーズ」に参加。すっかりあたりは暗くなり、夜景もいい感じに見えそうです♪ お酒とケータリングのお料理を持ち込み、いざ出発!

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 この日は風が強かったため船の揺れがやや激しく、最初は一同船酔いを心配しましたが、お酒の酔いが回って来たら、船の酔いはどこへやら...。いつものごとく、ハイテンションでクルージングを楽しみました。キレイな夜景があるとひときわ酒宴も盛り上がります。

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みなとみらいの夜景にさよならし、横浜から川崎まで京浜運河をさかのぼりながら、京浜工業地帯の工場群をまわっていきます。見どころでは船長のガイドアナウンスがあるので、見逃すこと無く楽しめました。

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京浜工業地帯といえば空気が悪いイメージですが、いまはすっかりクリーンに。その立役者が、工場夜景の華とも言える
フレアースタッグ。有毒ガスなどを燃やして無毒化するもので、夜空に炎を揺らめかせています。
また、あちこちに見える「K」のネオンは、川崎港のK。大きな船は川崎港に向かいなさいという信号だそう。

堂々たるタンク群やバンザイしているかのようなV字のクレーン、複雑に入り組むパイプにニョキニョキと突き出た煙突、巨大な生き物のようなガントリークレーン、そびえ立つ蒸留塔、まるで秘密基地のような石油化学プラント......。さまざまな工場が白やオレンジ、緑色の灯りをまとい、昼とは違った顔を見せてくれました。
*あんまり良い写真が無くてすみません。ホントはもっともっとずーっとキレイですよ!

90分のクルーズも終盤に。つばさ橋、大黒ふ頭を通り過ぎ、京浜運河とお別れして横浜港へ。ベイブリッジが見えてきます。
ここで船長の最後のアナウンス。
「つばさ橋の橋脚はY型、ベイブリッジの橋脚はH型。ふたつ併せてYokoHama。これは計画段階からデザインされていたということです」
さっすが横浜〜!というトリビアでクルーズ終了!

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第6回旅恋交流会も無事終了いたしました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。また来年お目にかかれるのを楽しみにしていますね。

(報告/多田みのり)