会員登録はこちら!
HOME << スペシャル企画 << 第7回旅恋交流会 in 麻布十番・六本木&ドイツフェスティバル
スペシャル企画 記事
 第7回旅恋交流会 in 麻布十番・六本木&ドイツフェスティバル
7回目となる秋の恒例行事「旅恋交流会」を11月6日(日)に開催して、大変ご好評をいただきましたので、その様子をご報告します!
今回は17名の方にご参加いただき、麻布十番から六本木のまち歩きとドイツフェスティバルを楽しんできました。まち歩きには例年同様ガイドさんをお願いして、しっかり頭を使い、体も動かし、ビールに向けて喉を乾かす行程でした(笑)。
20161213tabikoitour10.JPG

麻布十番から六本木へ、歴史と坂の散策へ

ご案内いただいたのは、麻布十番と六本木を中心とした港区全域のガイドを行う「NPO法人 あざ六プラス」の高柳さんと小西さん。都会のど真ん中という土地柄もあり、参加者には騒音の中でも解説が聞きやすいようワイヤレスガイドを配布。この心配り、嬉しかったです。他にも江戸時代の古地図と現在の地図を対比させて一枚にしたマップや商店街のパンフレットなどもいただきました。今日は新旧マップを手に散策します。
20161213tabikoitour20.JPG
「NPO法人 あざ六プラス」の高柳さん(左)と小西さん(右)

麻布十番駅4番出口を出発して、麻布十番大通りを雑式通りとの交差点まで進みながら、まずは麻布十番の概説を聞きます。
高柳さん「ご存じの通り、甘いもの美味しいものがたくさんの麻布十番。血糖値が上がることを覚悟してこその麻布散策です。あとでお買い物タイムも設けてありますからお楽しみに」
小西さん「ドイツビールのために喉が乾くよう、今日は歩きましょう。麻布十番は江戸城の近くの町家があったエリア。大通りを避けて人があまり通らないような裏通りをご案内します」
聞くからに楽しそうです。

麻布十番商店街には現在300店以上の飲食店があるそう。麻布発展のルーツは、824年に開かれたという麻布山善福寺。都内では浅草寺と深大寺に次ぐ歴史を誇り、境内には福沢諭吉など著名人が多く眠っているといいます。このお寺の門前町として栄えたのが麻布十番なんです。
高柳さんは麻布十番の美味しいお店の生き字引! 次々とお店の説明もしてくれます。何がどう美味しいのかに加えて、歴史やうんちくも教えてくれ、お買い物心が煽られます。
20161213tabikoitour22.JPG
「浪花家総本店」。休日などは通常15〜20分待ちは当たり前だそう

交差点に着くと、早速浪花家総本店へ向かい、鯛焼きをゲット。関屋さんが事前に予約しておいたためスムーズに手に入りました! ここの鯛焼き屋さんは、あの「およげ!たいやきくん」のモデルになったおじさんがいたことで知られています。もちろんお味も絶妙。ペロリと平らげました。買い食いが麻布十番の街歩きスタイルということで、ガイドさんからはウエットテッシュのプレゼント。流石です。
20161213tabikoitour21.JPG 20161213tabikoitour01.jpg
モデルのおじさん(先代)はもう亡くなられましたが、「お腹のあんこが重いけど〜♪」
の鯛焼きは健在。皮が薄くてあんがたっぷりですが、甘すぎず小豆の風味が美味。


その後、雑式通りにある「きみちゃんの像」前まで移動して、まずは20分間のお買い物&買い食いタイム! みなさん一斉にお目当てのお店へ。多田がお買い物したのはこの2店。
20161213tabikoitour23.JPG 20161213tabikoitour02.jpg
たぬき煎餅」。 柳橋の芸者さんに人気だったことから知られるようになった煎餅屋。宮内庁御用達になっている煎餅屋
はここだけだそう。「元老焼」という堅焼きせんべいがここでしか売ってない名物。

20161213tabikoitour28.JPG豆源」。名物は「塩豆」。麻布十番界隈のバーで最初にこの豆を出す店は、スタンダードな昔からあるバーの証なのだそう。
「塩豆」を買おうとしたら、ご自宅用ならこちらがおすすめです、と値段は同じの増量パックに取り替えてくれました。得した気分♪


お買い物の後は、麻布十番のランドマークである「きみちゃんの像(赤い靴を履いていた女の子)」について、その悲しい逸話をお話しいただきました。赤い靴をはいていた女の子が異人さんに連れられて渡米していないことは知っていましたが、わずか9歳で亡くなったこと、そしてその事実を実の母親は死ぬまで知らなかったことは初耳でした。きみちゃんはお母さんたちが北海道で開拓に成功していると思い、お母さんはきみちゃんがアメリカで幸せに暮らしていると思っていたんですね。母娘の絆が守られるよう、麻布十番商店街ではユニセフに1000万円以上の寄付をしているそうです。
20161213tabikoitour06.JPG
麻布十番のランドマーク「きみちゃんの像(赤い靴を履いていた女の子)」

麻布は坂の多い街。ここからは坂と裏路地をひたすら進みます。時には地図にない道、通行を禁じられた道を通り、普通の散策ではお目にかかれないような景色を眺めつつ進んでいきます。
20161213tabikoitour07.JPG
坂には名前を記した案内板が立てられています
20161213tabikoitour09.JPG
「ブラタモリ」にも登場! 4つの坂が出会う坂マニア垂涎のスポット
20161213tabikoitour08.JPG 20161213tabikoitour24.JPG
犬すら通れない道も入ります(事前に許可は頂いています)。この辺りは「増上寺隠居屋敷」だったそうです。
20161213tabikoitour25.JPG
暗闇坂を上から見るなんて普通はできないレアビューも!

一本松坂に入り、左手に元麻布ヒルズを望みます。
古地図で見ると、このあたりは麻布発展の礎となった善福寺境内が広がっています。実は、寺域を森ビルの再開発と等価交換したのだそう。よって最上階は善福寺三十二代目ご住職が住まわれているんですって。びっくり!
20161213tabikoitour26.JPG
著名人がたくさんお住いの元麻布ヒルズ。善福寺さんは反対側に今もちゃんと残っています

さらに進むと、西町インターナショナルスクールに到着。
松方正義のお孫さんの種子さんが1949年に私塾として開いた学校で、現在は約30か国の子供が学んでいます。また建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築。「NPO あざ六プラス」さんでは、都内のヴォーリズ建築を巡るツアーも行っており、興味を惹かれます。
20161213tabikoitour27.JPG
無宗教が特徴で、日本人の子供も入学できるけれども、授業は全部英語。大使館や商社のお子さんが
多いそうで、タレントの関根麻里さんはここを卒業されたとのこと。


坂を登り切って尾根伝いに進み、今度は六本木方向に下っていきます。
六本木ヒルズを望む宮村児童遊園は、おしゃれな街並みにぽっかりと空いた庶民的な風情。周辺には昔ながらの住宅も残り、映画「三丁目の夕日」のイメージはこの辺りなのだそう。
20161213tabikoitour10.JPG
高低差を感じながらの散策。あまり登った気はしませんでしたが、このあたりが尾根になっています

さらに進んで、「麻布のハリウッド」として知られる外人専用レジデンスへ。瀟洒な雰囲気で、散策で通り抜けていいものか、ちょっと迷うほど。裏手には「アラブイスラーム学院」があり、ハラール食文化体験やモスク見学などができるとのこと。なかなか中には入れないものなので、イベントやガイドツアーを利用するのがオススメです。
20161213tabikoitour17.JPG
人口は10%ですが税収は15%を担うという港区のお金持ちの外人さんたちがお住まいになっています

イタリアの中にある小国、サンマリノ大使館の前を通り、こんなところを歩いていいの? というような細道を進みます。周囲はおしゃれなマンションや低層レジデンス、各国の大使館ばかり。そのほとんどが大名屋敷か豪商の屋敷跡なのだといいます。

町家の麻布十番から、いよいよ毛利長門守屋敷跡の六本木ヒルズエリアに到着。毛利の支藩である長府藩が六本木ヒルズ、主藩の萩藩がミッドタウンに生まれ変わっています。
様々な国籍のファミリーが遊ぶさくら坂公園には、「乃木大将生誕之地」記念碑があります。毛利池のそばにあったのをヒルズ開発時に移転したそうです。毛利池には昔ニッカの工場があり、小西さんら地元の方々はニッカ池と呼んでいたといい、湧き水が美しくジュンサイが生えてのだそう! 六本木でジュンサイですよ! 驚きました。 
20161213tabikoitour14.JPG 20161213tabikoitour29.JPG
長府藩邸内の長屋で生まれた乃木希典将軍。藩邸南西隅に建立されましたが、再開発によりこのさくら坂公園へ。
ロボットのモチーフが楽しい公園は、国際色豊かです。


さくら坂を渡って、六本木ヒルズでガイドツアー終了。新と旧、和と洋が交錯する麻布・六本木を垣間見る、有意義なひと時でした。「NPO法人 あざ六プラス」の高柳さん、小西さん、ありがとうございました。
20161213tabikoitour30.JPG
東京タワーをバックに記念撮影。晴天に恵まれて、良い感じに喉も渇きました!

「ドイツフェスティバル」でビール片手に楽しいおしゃべり♪

さて一行は、第2ラウンドへ。
六本木ヒルズを抜けて都立青山公園で行われている第6回「ドイツフェスティバル」へと向かいます。2016年は11月3〜6日まで開催されており、その最終日に伺いました。
20161213tabikoitour33.JPG
天気に恵まれたせいか、予想より多い人出でしたが、我らが旅恋、抜かりなく事前に席取りをしておいたため、参加者の皆さんをお待たせすることなく着席できました。
ステージでは歌や演奏が披露され、ドイツ料理にビール、ワインなどの物販ブースもたくさん。一気にテンションが上がります。お料理は旅恋でご用意し、お酒はお好きなものをご自身で購入していただくことにさせていただきました。ということで、喉の乾いた一行は、早速めいめいに気になるビールやワインを購入して「プロースト!(乾杯)」
やっぱり旅恋ツアーはこの瞬間が一番盛り上がります(笑)。
20161213tabikoitour32.JPG
20161213tabikoitour04.jpg 20161213tabikoitour12.JPG20161213tabikoitour31.JPG
20161213tabikoitour05.jpg 20161213tabikoitour34.JPG
20161213tabikoitour13.JPG 20161213tabikoitour36.JPG
20161213tabikoitour11.JPG20161213tabikoitour18.JPG20161213tabikoitour19.JPG
ソーセージやアイスバイン、クラムクーヘン、ドイツパン、プレッツェルなどなど、ドイツの味わいに舌鼓。雑貨なども販売されていて、ブースをぶらぶら巡るのも楽しいひと時です。
夕暮れになるまで歓談は続き、第7回旅恋ツアーも無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(報告/多田みのり)