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おすすめ宿レポート
 

谷川岳を望む上質のリゾート空間で過ごす「別邸 仙寿庵」

谷川岳を望む渓谷沿いに建つ「別邸 仙寿庵」。山懐に抱かれ、自然の息吹を感じながら、寛ぎの休日を過ごすのにぴったりの宿。旅恋がおすすめする名旅館を野添と山本が一緒に訪ねました。

 

憧れの名旅館を訪ねて

平成9(1997)年、「旅館たにがわ」の姉妹館としてオープン以来、スタイリッシュな和の空間をもつ宿として何度となく雑誌などに取り上げられている「別邸 仙寿庵」。私、山本も一度は訪ねてみたいと憧れておりました。今回、機会を得て、その魅力を徹底的に探って参りました!

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「別邸 仙寿庵」の代名詞のような曲面廊下のガラス窓。フロントから客室に伸びる約40mの廊下は、緩やかにカーブしています。高さも約8mあり、緑の芝生が敷き詰められた庭園をガラス越しに見渡せて、開放感たっぷり。ライトアップされる夜も幻想的です。

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モダンな建築のなかに、群馬の土を使ったという京土壁や、客室の戸に用いられた組子障子など、和のしつらいが融け込んでいるのも、この宿の大きな特徴。和と洋がバランス良く調和しています。


谷川岳を望む露天風呂付きの贅沢な客室

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今回、私たちが宿泊させていただいたのは、1階にある「やまぶき」というお部屋。12.5畳と8畳の2間続きの広々とした和室に、もちろん谷川岳を眺める露天風呂も付いています。ゆったりとした岩の湯船では、弱アルカリ性単純温泉が源泉かけ流しで楽しめます。手足を伸ばして湯船から雄大な谷川岳を見上げれば、気分もゆったりと和んできます。

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さらにこのお部屋には広いウッドデッキが備わっていました。目の前に緑の木立が広がり、部屋に置いてある双眼鏡で、野鳥や動物など探してみることもできます。朝の澄んだ空気の中なら、ストレッチやヨガをするのにもぴったりの場所だと思いました。早速、野添が実践してみました(笑)


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広大な敷地をもつのに、全18室しかないという贅沢な造りの仙寿庵。私たちが泊まった和室のほかにも、和洋室やバリアフリーの洋室などが揃っています。


3本の自家源泉から湧く湯量豊富な温泉

敷地内に2本、外に1本と合計3本の自家源泉を持っているから、湯量は豊富です。58~60℃ある敷地内の2本は湯量を絞ることによって温度を調整。約40℃と少し低めのもう1本の源泉は足湯に利用されています。

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全ての客室に露天風呂が付いていますが、もちろん大浴場もあります。十和田石の湯船がある「一の蔵」と、ヒバの木の湯船の「仙の蔵」は、男女別に時間交替制でどちらも入ることができます。それぞれに露天風呂が付いていて、谷川のせせらぎに包まれての湯浴みは、癒しの時間を過ごせます。この露天風呂の底には石が敷き詰められているのですが、手書きの温泉マーク付きの石が一つあり、ちょっとした遊び心が感じられます。見つけられた人はラッキーかも・・・?

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エステルーム「宇宙(そら)」の隣には、足湯と飲泉所があります。目の前に谷川を眺めながら、ここでゆっくりと読書を楽しむ人もいるのだとか。


四季折々の旬の素材を満喫する会席料理

お待ちかねの夕食は、個室の食事処で用意されます。私たちがいただいたのは、"初秋の献立"。前菜に始まり、御椀、造り、焼物、主菜、煮物、酢の物、ご飯、止椀、デザートと品数も多く、ゆっくりと時間をかけて味わうことができます。その中からいくつかご紹介しますね。

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筋子味噌漬やトマトグラタンなど、彩りも豊かな前菜

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甘鯛ののった"湯葉のすり流し"と本鮪や金目鯛などのお造り

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焼物の魚は3種から選べます。"岩魚の唐揚げ"は2度揚げされているので、頭からすべて食べられます。

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A5ランクの上州黒毛和牛を使った主菜も、網焼きとしゃぶしゃぶの2種類から選べました。私たちは網焼きをセレクト。この秋初めての松茸もいい香りです。

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〆の食事と止椀は、十穀米と郷土料理の"上州ちぎりっこ汁"。ちぎりっこ汁とはいわゆる"すいとん"ですが、地鶏で取ったダシが上品で味わい深く、心もほっこりする美味しさでした。


自然豊かな広大な敷地を散策しよう

2万5000坪あるという敷地内にはまだまだ魅力的な場所があります。

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庭園の敷石を辿るように向かった先は・・・・

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離れとなった読書室です。夏なら外のテラス席で、冬なら暖炉の前でと季節ごとに寛ぎの時間を過ごせそうです。

また、宿を背に小高い丘を上ると展望休憩所があります。自由に飲んでもいいラムネが置いてあるなど、散策を楽しんだ後にひと息つくにはぴったりの場所です。
ほかにも現在は工事中で来春再開予定の寝湯が川沿いにあります。


滞在してみて、高級旅館なのに敷居の高さを感じさせない空気が、宿の中に流れているなぁと思いました。スタッフの方の対応をはじめ、ちょっとした心遣いを宿のあちこちで発見します。そういった積み重ねが宿の居心地の良さにつながっているのだろうと思います。
また、宿の魅力はもちろんのこと、周辺は国立公園に指定された自然豊かなフィールドです。トレッキングやハイキング、ラフティングなどのアウトドアも四季折々に楽しめます。今ならちょうど紅葉が見頃を迎える季節。谷川の絶景とかけ流しの天然温泉、そして寛ぎの時間を求めて出かけてみてはいかがでしょうか。

群馬県・谷川温泉 別邸 仙寿庵
電話:0278-20-4141(受付時間9:00~21:00)
1泊2食付き3万6,000円~(2名で宿泊の際の1名料金)
ホームページは コチラ

 

(取材・執筆 山本 厚子)