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星野リゾート&旅恋 記事
 第15回「星野リゾート 界 鬼怒川」

20151110日、「星野リゾート 界 川治」「星野リゾート 界 日光」につづき、栃木県内では3ヶ所目、"和心地"をコンセプトとする界ブランドとしては13ヶ所目となる「星野リゾート 界 鬼怒川」がオープンしました。早速、旅恋メンバーの塩見が訪ねましたので、その魅力をお伝えします。

 

スロープカーに乗って
木漏れ日溢れる湯宿へ

20151110日にオープンした「星野リゾート 界 鬼怒川」は、界ブランドとしては初めて設計から建築までを手掛けた新しい宿です。東武鉄道会津鬼怒川線鬼怒川温泉駅から車でわずか5分。鬼怒川沿いのにぎやかな温泉街からは一線を画した小高い丘の上に建ちます。
旅の始まりは、駐車場や車止めから乗り込むスロープカー。ほぼ全面がガラス張りなので鬼怒川の温泉街や周囲の自然が一望でき、これからの滞在に期待を抱かせてくれます。

20151119kinu01.jpg左)スロープカーに乗って 右上)居心地のいいトラベルライブラリー
右中)散策もできる中庭 右下)ロビーラウンジもゆったり

ロビーに一歩入ると、大きな窓に広がる中庭の景色が目に飛び込んできます。「星野リゾート 界 鬼怒川」は中庭を囲むように客室や食事処が配されており、中庭は散策もできるようになっています。私がうかがった時はちょうど紅葉が見頃でした。ロビーラウンジの一角には日光エリアに関する本や小説が置かれたトラベルライブラリーがあり、コーヒーやハーブティーなどとともに、自由な時間を過ごせるようになっています。

 

 

居心地のよい客室には
とちぎ民藝があちらこちらに

「星野リゾート 界 鬼怒川」は全48室すべてが、栃木に息づく伝統工芸の魅力が詰まった「とちぎ民藝の間」として用意されています。例えば、日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展し、切り込みを入れた木片を手作業で丁寧に組んだ"鹿沼組子"の組子屏風、松の根を燃やして作った「松煙墨」の下染めによって深みのある藍色に染めた"黒羽藍染"のベッドライナー、石材粉や金属粉で色づけしたあたたかみのある"益子焼"の湯のみやカップ&ソーサーなど。モダンにアレンジされた栃木の伝統工芸品の数々を客室で見つけだすのも楽しいのではないでしょうか。鬼怒川温泉駅にいる鬼怒川温泉のマスコット"鬼怒太像"の弟分、"元鬼くん(げんきくん)"の益子焼も客室で迎えてくれますよ。


20151119kinu02.jpg上)黒羽藍染のベッドライナーがかかる、寝心地にこだわった"ふわくもスリープ"のローベッド
    左下)麻100%の浴衣や中綿の入った半纏、界オリジナルのモダンな風呂敷などを用意 
                      右下)益子焼の湯のみやカップ&ソーサー


また、全48室のうち、20室に緑を望む露天風呂を備えています。これからの季節なら、うっすらと積もった雪を眺めながらの雪見露天や、春を迎える頃には新緑を眺めながらの湯浴みも格別な時間となることでしょう。また、ペットと一緒に心おきなく過ごせるようにと用意された、専用のドックラン付きの露天風呂付きペットルームがあるのも「星野リゾート 界 鬼怒川」の特徴のひとつです。

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 上)客室専用の露天風呂 
左下)栃木県特産の大谷石が敷かれたテラス 
右下)洗面室には和漢生薬成分が配合されたサロン仕様の基礎化粧品一式を用意


春には花見露天を楽しめる
鬼怒川温泉の名湯

客室でひと息入れた後は、男女別の大浴場へ。江戸時代に開湯された鬼怒川温泉は、当時は日光御神領だったために日光詣での大名や僧侶といった位の高い人しか入浴できなかったという名湯です。やわらかなアルカリ性の単純泉は肌になじみやすく、長湯をしても疲れにくいので何度も温泉を楽しめます。男女ともに内湯と露天風呂を備えており、桜の季節には花びら舞い落ちる中で花見露天を楽しめるとか。
脱衣場にはタオルやアメニティが用意されていますので、客室から手ぶらでも大丈夫です。湯上がり処には麦茶のほかに、「夕方のふるまい」(
1619時)として日本酒の利き酒が用意されます。栃木の酒蔵3銘柄の日本酒はほてった体に染みわたることでしょう。湯浴み後にぜひ試してみてください。

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 大きな湯舟の内湯と栃木の自然を体感できる露天風呂を備える


龍王峡の龍神伝説にちなんだ
ダイナミックな会席料理

食事は半個室またはカウンター席のある食事処でいただきます。
この日は、先付けの「牛ヒレ肉のひとくちカツ ローストビーフ」からスタート。霧降高原の牛ヒレカツは味噌仕立て、ローストビーフは塩とわさびでいただきます。鬼怒川で採取した石に鬼怒川の流れを表現した皿がとても素敵です。数の子粕漬けやつぶ貝のやわらか煮、雪見きんとんなどの八寸も鹿沼組子の繊細な器で供されます。ふたを開けた途端、美しい料理の数々に感嘆の声があがります。
この日のお造りは、雲丹、帆立、鶏ささみ、カンパチ、アオリイカ、生湯波など9種類。オリーブオイルや梅肉、黒豆納豆など、それぞれ「星野リゾート 界
鬼怒川」流に味付けがなされています。台のものは、栃木生まれ・栃木育ちのヤシオマス、栃木のブランド豚・栃木ゆめポークのほか、渡り蟹やかんぴょう、巻湯波などを使った「龍神鍋」です。窯で800度まで熱した焼き石を鍋に入れた瞬間、湯がグツグツと沸き立ち、蒸気が一気に噴き出します。湯気が沸き立つ様子は、まるで龍王峡の伝説の龍が天に上っていくかのようです。

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 左上)鬼怒川の流れを表した先付け 右上)熱い石を鍋にいれる演出が楽しい龍神鍋
左下)バリエーション豊かなお造り 右下)鹿沼組子の器で供される八寸


益子焼の魅力を再発見!
益子陶琴が奏でるご当地楽の夜

星野リゾート 界で楽しみなのが、ご当地ならではのおもてなし「ご当地楽」です。「星野リゾート 界 鬼怒川」では、益子焼で造られた楽器の演奏会が毎晩ロビーラウンジで開催されます。益子焼の楽器は、益子焼のたて笛、益子焼で造られた陶琴、益子焼の壷で音色を奏でる太鼓の3種類。益子焼でも珍しい楽器作家とコラボレーションしたオリジナルの益子焼の楽器です。太鼓は壷自体の大きさ、口の高さや広さを変えたり、中に石を入れたりするなどして音階を調整しているそうです。それぞれの楽器が素朴ながらもやわらかな音色を響かせます。演奏会後は、音が鳴る仕組みを確かめながらぜひご自分でも音を鳴らせてみてくださいね。

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 上)益子焼でできた陶琴や太鼓 下)ご当地楽の夜が更けていきます


翌日は、鬼怒川ライン下り(4月中旬から11月下旬営業)や日光東照宮観光へどうぞ。また、車で約15分の「星野リゾート 界 川治」や、車で約1時間の位置にある「星野リゾート 界 日光」で2泊目・3泊目をするのもおすすめです。「星野リゾート 界 鬼怒川」とは異なる滞在を楽しめることでしょう。

 

<星野リゾート 界 鬼怒川>

栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
界予約センター:050-3786-0099
1
2食付き1名様 27,000円~
チェックイン15時、チェックアウト12
http://kai-kinugawa.jp/

●旅恋メンバーによる「星野リゾート 界 日光」のレポートはこちら