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星野リゾート&旅恋 記事
 第1回 「星野リゾート 界 箱根」
平日、週末にかかわらず多くの観光客でにぎわう、首都圏から近い温泉リゾート「箱根」。そして、箱根登山鉄道の始発駅でもある箱根湯本温泉に、2012年12月28日に「星野リゾート 界 箱根」がオープンしました。星野リゾートが手掛ける温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」は、「和心地」をコンセプトに、それぞれの土地の魅力ある特徴を楽しめる上質の湯宿。現在、日本各地に9軒の宿を展開しています。
早速、塩見と山本の2名で「星野リゾート 界 箱根」を訪ねてきました。


箱根寄木細工の魅力にもふれられる
豊かな緑に包まれた温泉旅館

箱根は、新宿から小田急ロマンスカーで約1時間半という近さに位置します。特急料金+運賃で1人片道2020円(1月27日乗車)と、意外とお安い。箱根は登山鉄道やバスなど交通手段も多いので、宿でゆっくり滞在時間を取りたい場合は特に電車でのアクセスはおすすめです。

「星野リゾート 界 箱根」は箱根湯本駅からタクシーで約7分。急な坂をのぼった先にあります。ロビーに一歩入ると、大きな窓に広がる湯坂山の景色が目に飛び込んできます。ロビーラウンジの一角には箱根の伝統工芸である「箱根寄木細工」のモダンなデザインのコレクション、そして旅に関する本や小説が置かれたライブラリーがあります。ゆったりと置かれたローソファでチェックイン手続きを行います。

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寄木細工が置かれた心地よいロビーラウンジ


スタッフに案内され客室へ。ロビー棟から客室棟へは外廊下を通って向かいます。竹林が茂る中庭を抜け、客室は渡り廊下を渡って入るようになっているので、まるで「離れ」のような感覚が演出されています。

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ロビー棟から外廊下を通って客室へ


全面開放できるリバービューの客室
"睡眠"にこだわった寝具も

全31室ある客室はすべて湯坂山と須雲川を一望するマウント&リバービュー。それぞれの客室には草木の名前がつけられており、その草木にちなんだ意趣が客室に施されています。私たちが泊まった部屋は308号室の「瓢箪」。ふすまの引き手などに瓢箪があしらわれています。そして、引き込み式の大きな窓は全面開放することができるので、春にはまぶしいほどの新緑に包まれた心地よい空間になることでしょう。

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過ごしやすい客室。大きなローベッドで安眠できそう


部屋タイプは、広さの違う和室+次の間、洋室ツインなどがあります。私たちが泊まった308号室には窓側を向いたロータイプのソファと、次の間にロータイプのツインベッドが配されています。特に客室の自慢が、寝心地にこだわった"ふわくもスリープ"と名づけられたベッドと、麻100%の浴衣。細い糸を丁寧に織り上げ、なめらかな肌ざわりにこだわったシーツとピローケース、日本ベッドと開発した心地よいやわらかさのオリジナルのマットレスが、まるで雲に包まれたような眠りへと誘ってくれます。また空気を含むやわらかい麻の浴衣は、冬はあたたかく、夏は涼しいという特徴があります。温泉旅館で麻100%の浴衣は、ここ「界 箱根」が初だとか! もちろん、和漢生薬成分が配合されたサロン仕様の基礎化粧品一式や、滞在中のバッグ代わりに使える界オリジナルのモダンな風呂敷も用意されています。

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左上:麻100%の浴衣や靴下、センスのいい風呂敷が用意されている

右上:寄木細工のかわいらしいルームキー

左下:客室「瓢箪」のふすまに瓢箪模様が

右下:ひと部屋に一台用意されるiPadで宿の案内や観光のことを調べられるのが便利


四季折々に表情を変える湯坂山を眺め
自然の息吹に包まれる湯浴みへ

客室でひと息入れた後は、地下1階にある男女別の大浴場へ。壁一面が吹き抜けとなった半露天風呂は、目の前に湯坂山の自然が広がり、須雲川の清流のせせらぎが聞こえてきます。冬には冬の風情がありますが、春の新緑や秋の紅葉の季節はさらに美しい景色に彩られることでしょう。古代檜の湯船を満たす温泉は、湯坂山から引かれた無色透明の湯。泉質はナトリウム-塩化物泉なので、体の芯から温まり、湯ざめしにくいのです。湯に浸かっていると肌にまとわりつくようで、スベスベとしてきます。湯上がり処には黒豆茶や冷水が置かれ、乾いた身体に沁み入るようです。大浴場のほか、全客室に温泉が引かれた内風呂が備わっています。

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箱根の自然を体感できる吹き抜けの半露天の大浴場(女性用)

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オリジナルコスメやタオルが置かれた清潔感あふれるパウダールーム

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湯上がり処では黒豆茶でミネラル補給を


木々の豊かな香りに癒される
スパ×温泉でダブルの効用

豊かな温泉の効能をさらに高めるには、スパがおすすめです。「界」では、その土地の特性をいかしたスパメニューを用意し、「現代湯治」を提唱。「界 箱根」では多種多様な樹木がある箱根をイメージした「木香(もっこう)湯治」を行っています。注目は、温泉旅館では初となる、パリを拠点に世界中で愛されるスキンケアブランド「YON-KA(ヨンカ)」とのコラボレーション。「YON-KA」のスパは、ひとりひとりの症状に合わせたテイラーメイドケアが特長です。香草オイルをベースに、シダーウッド、サイプレス、ブナ、ヒマラヤ杉などさまざまな植物を使い、まるで森林浴を楽しんでいるかのようなリラクゼーションを体験。足先から頭まで全身、セラピストによるオールハンドのマッサージが至福の時へと誘います。人気のスパは、客室と一緒に予約するのがおすすめ。2人同時の施術も可能なので、ご夫婦やカップル、親子で受けられる方も多いそうです。
木香湯治120分 26,250円
(ヘッド、フェイシャル、ネック、デコルテ、ボディ、フットソーク含む)

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スパルームは、中庭の竹をイメージした癒しの空間

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植物や果実、海洋成分など自然の恵みを贅沢に使用した「YON-KA」のケア製品


小田原の海の幸や足柄の山の幸を使った
季節の懐石料理を個室で

食事はロビー棟にある食事処でいただきます。4名までは宿場町の町屋をイメージしたテーブル席の個室で、5名以上は別室にて。

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左上:お造りは、土佐醤油やすだちと粗塩などでいただく

右上:先付け(薫製サーモンと季節野菜のマリアージュ ムースと野菜の二種の仕立て)

左下:お椀(南京のすり流し 大根餅の揚げだし 棒蟹絹さや)

右下:八寸(蟹と菊花の砧巻き、フォアグラ干し柿など)

先付けの「薫製サーモンと季節野菜のマリアージュ ムースと野菜の二種仕立て」からスタート。ほんのり甘く仕立てた、ほうれん草のピューレと蕪のすり流し、信州サーモンのムースが胃にもやさしい味です。八寸、お椀に続き、この日のお造りは、カンパチ、真鯛、アジ、イカ、ホタテ、ボタンエビ、ウニ。2段になった下のお皿には信濃ユキマスのカルパッチョが登場し、ちょっとした驚きも。金華豚や野菜の豆乳メレンゲ鍋は、グツグツ茹だった鍋でメレンゲが一気にふくらむ楽しい演出も見られます。

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香りづけにユズを入れてから、火にかけると一気にメレンゲがふくらむ

金華豚のロース肉やバラ肉、春菊や九条ネギなどの豆乳メレンゲ鍋

この日いただいたのは冬の基本懐石ですが、ぜひ味わっていただきたいのが季節の特別懐石「明治の牛鍋」です。ぶつ切りの厚みのある牛肉にしっかりと味がからむように、甘めの江戸さくら味噌で煮込んだもの。明治時代、西洋文化の食文化が育まれた箱根らしいメニューだとか(~2月まで)。春には、牛肉をコンソメでポトフ仕立てにし、江戸さくら味噌を使ったつけだれで味わう、新しいスタイルの牛鍋になるそうです。

私たちは夕食時間が遅くなってしまったために体験できなかったのですが、夕食後にはロビーに「寄木CHAYA」がオープンします。スタッフが語る箱根寄木細工の魅力を聞きながら、寄木細工の茶器で箱根の銘菓とお茶を楽しめるそうですよ。ライブラリーの本を片手に、食事をした後にもゆったりとした時間を過ごせるのって贅沢ですよね。

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しっとりとした落ち着きを見せる夜のロビーラウンジ

翌朝は、事前に予約をしておけば、窓に面したカウンター席で朝食をいただけるのもうれしいですね。冬期間も足元に暖房パネルがあるので寒さ対策もされています。目の前の湯坂山の木々が爽やかな朝を運んできてくれそうです。

(DATA)
星野リゾート 界 箱根
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
050-3786-0099(界予約センター)
http://kai-hakone.jp/
1泊2食付き1名様30,000円~
チェックイン15時
チェックアウト12時

箱根の立ち寄りスポット????????

寄木ギャラリーツユキ(露木木工所)

箱根の自然の中から生み出された伝統工芸「箱根寄木細工」。「星野リゾート 界 箱根」ともコラボしているのが、こちらの露木木工所さん。宿から車で15分ほどの場所にギャラリーがあります。さまざまな木の色彩や風合いを活かすのはもちろん、伝統の中にもどこかモダンなデザインを感じるものが多く展示されています。皿や椀などの器、花器、アクセサリーなど多彩にそろいます。また、小田原の老舗からなる「街かど博物館」にも加盟しており、寄木コースターの製作体験(要予約)も楽しめます。

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スタイリッシュな寄木細工が展示・販売される

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山本もお土産に箸置きを買いました(各1155円)

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寄木コースター体験は所要時間約30分、1人500円(要予約)

神奈川県小田原市早川2-2-15
℡0465-22-5995
営業時間/9:00~17:00
休業日/日曜、祝日、第2土曜
http://www.yosegi-g.com

木の実のスイーツ屋 Sagamiya(さがみや)

箱根湯本駅前のホテル循環シャトルバスのバス停にあるスイーツ店。2012年11月にリニューアルオープンし、とってもかわいらしい店構えになり、店内いっぱいに厨房でスイーツを焼くいい香りが漂います。7種類の木の実をキャラメル生地にトッピングした歯ごたえのある「ナッツヴェセル」や、クーベルチョコを使った口どけのいい「山のブラウニー」など、自分用のおみやげにもぴったりです。

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ギフトにもぴったりな箱入りのお菓子も揃う

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素朴な味わいの「修道女のマカロン」1袋380円と「山のブラウニー」280円(カット)

神奈川県足柄下郡箱根湯本706-35
℡0460-85-6610
営業時間/9:00~17:00
休業日/無休
http://www.rakuten.co.jp/hakonesagamiya/

Timuny(ティムニー)

箱根湯本駅前に2012年8月オープンしたカフェ。土産店が並ぶ国道1号より1本入ったところに位置し、湯本散策の途中や電車の待ち時間などに立ち寄るのにぴったり。落ち着いた雰囲気の店内で、1階にはテーブル席、2にはソファ席、そして喫煙席もあります。おすすめの水出しコーヒーをはじめ、各種ドリンクやサンドウィッチ、ケーキなどのメニューで、ゆったりくつろげます。

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ソファが並ぶ2階は落ち着いた空間

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ネルドリップコーヒー480円は、コーヒー豆のセレクトができる

神奈川県足柄下郡箱根湯本706-32 1、2F
℡0460-85-7810
営業時間/10:00~19:00
休業日/水曜
http://www.timuny.com